みっぜりあ~~

ファントムのun:Mizeria楽曲ストの感想です

↓序盤読んでる私
(しゅ~くんこれ壊すだろ)
(まあ、壊そうとして寸止めでアハハハが落としどころかな)
(……本当に壊しよった……)

終わり方は美しかったけど、本来必要のない喪失を強いられてしまい、大門ファンの方の心中お察しします……(話の流れとしては別に壊さなくても、もう修理ができなくて鳴らないから曲で再現、でも良かったわけで。インパクトは弱まるだろうけど)
推しがこれやられたら私発狂し倒してますよ(賢汰も那由多も性格的に大人しく渡すキャラじゃないけど)
しんどいな~特に「モノ」への執着が強いオタク気質の人間が読むとより苦しいものがある。でもだからこそ、その苦しさを堪えて大人の対応ができる大門の良さも伝わるし、ちゃんと怒ってくれる虎春に救われる。うーん……
しんどいが、でもこういう風に突き抜けたストを書くのがダブエスの魅力なんだよなあ。

イプシっていうか紫夕はどこに行くのだろう。
可哀想な家庭環境なので仕方ないんです、反省してるのでみんな優しくしてね、仲良くしようねオチが来てしまったらと心配なんだけどダブエスはそっちには行かないと信じている。
個人的には、悪事が露見して大衆から石を投げられるが、人々に向かって中指立て返す……くらいの感じが見たいんだけど、どうなるんだろうなあ……
今ですら「あわれな子ども」感がある紫夕にそれを期待するのは酷なのだろうか。
最高なダブエスシナリオスタッフさんがどんな着地点を用意するのか楽しみにしています。

リアリティのある等身大の青年の心模様から、紫夕や唯臣みたいな尖ったキャラの激しめの展開まで書いてくれるダブエスが大好き。
今回なんて推し出てないストーリーでも続きが読みたいって砂時計ガンガン消費しちゃったもん。
こんなに面白い作品があるって、もっといろんな人に知ってもらいたいなあ。どうすればいいんだろうな~